「子どもの頃からバレエ大好き!でも習う機会がなくて…」そんな風に感じている20代~50代の皆さんへ。実は最近、大人になってからバレエを始める人が増えており、“オトナリーナ”と呼ばれる大人バレリーナが急増中なんです
。大人バレエには年齢制限はありません。美しい音楽に合わせて身体を動かす喜びは、何歳からでも味わうことができます。それでも初めてバレエに挑戦するとなると、不安や疑問が尽きませんよね。本記事では、大人バレエ初心者が感じやすい不安や課題、その解消法やバレエの魅力、必要なウェア選びまでを、カジュアルな会話形式で楽しくご紹介します。
スタッフ(グランパドドゥ)「いらっしゃいませ~!今日はどんなご相談でしょうか?」
大人リーナ「私、子どもの頃からバレエに憧れていて…思い切って大人バレエを始めたいんです。でも不安がいっぱいで💦」
講師「それは素敵ですね!大人からバレエを始める方、本当に増えているんですよ。まずはどんなことが不安か聞かせてください。」
大人バレエ初心者が感じる不安や課題
大人リーナ「全くの初心者で身体もカチコチだし、クラスについていけるか心配です。服装も何を着ればいいのか…恥ずかしいし不安だらけです。」
初めてバレエに挑戦する大人の多くが、リーナさんのように感じる不安があります。【柔軟性】や【体力】への不安、「周りは子どもや経験者ばかりでは?」という【年齢】の心配、そして「レオタードなんて着たことないけど大丈夫?」という【服装】の疑問などです。
結論から言えば、これらの不安は始めてみれば杞憂に終わるケースがほとんど。大人からでもバレエは始められます! 実際、40~50代からバレエを始めた方も今たくさん通っています
。多くのバレエ教室では大人初心者向けの入門クラスが用意されており、レッスン時間も通常の90分ではなく60分程度と短めで無理なくスタートできる配慮があります
。内容もいきなり難しい振付を踊るのではなく、レッスン前にストレッチや基本の立ち方・足のポジションなど初歩の初歩からゆっくり説明してくれるので安心です。
講師「実は、大人クラスの生徒さんはほとんど全員体が硬いんです(笑)。リーナさんだけじゃないので大丈夫ですよ」
大人リーナ「そうなんですね?みんな硬いんだ…少し安心しました。」
講師「クラスの最初にストレッチをしますし、ご自宅でもお風呂上がりに無理なく続ければ、少しずつ柔らかくなっていきますよ。焦らず続けることがポイントです」
柔軟性は心配しすぎなくても大丈夫です。毎回のレッスンや自宅ストレッチの積み重ねで、大人でも必ず体は柔らかくなります。むしろ大人は理解力がある分、正しいフォームを意識して継続すれば、着実に上達していけるんです。体力面も、最初はきつく感じても続けるうちに筋力や持久力がついていきます。周りも同世代の初心者が多いので、「自分だけできないかも」なんて萎縮する必要はありません。
大人リーナ「クラスについていけるか不安だったけど、初心者用にゆっくり進めてくれるなら私にもできそう!」
スタッフ「皆さん最初は不安いっぱいですが、始めてみると『もっと早くやればよかった!』って声ばかりですよ😊」
講師「リーナさん、せっかくですし一度体験レッスンに来てみませんか?きっと楽しいですよ。」
服装についての不安も多いですよね。次の章で詳しく説明しますが、「絶対レオタードじゃないとダメ!」と構える必要はありません。
にあるように、教室によってはTシャツにスパッツなど動きやすい服装でOKとしているところもあります。ただし、先生から見ると身体のラインが見えた方が指導しやすく、上達も早まるのも事実。最初は抵抗があるかもしれませんが、続けるうちに「自分の姿勢やラインをチェックしたい」と思うようになり、レオタードの便利さに気づく方がほとんどです。
スタッフ「恥ずかしければ、最初はレオタードの上にTシャツを着てもOKですよ。徐々に慣れていきましょう」
大人リーナ「なるほど…最初は隠しつつ、慣れたらそれを脱げばいいんですね。」
また、「発表会(ステージ)に出るのはハードル高そう…」という声もあります。こちらもご安心を。発表会への参加は大人クラスの場合ほとんどが自由参加で、自分の意思で決められます。教室によっては小規模な勉強会だけのところもありますし、本格的な舞台発表会がある場合でも強制ではありません。仕事や家庭と両立しつつ、自分のペースで目標を選べるのが大人バレエの良いところです。発表会に出れば華やかな衣装を着て舞台に立つという子どもの頃の夢も叶えられますし、出なくても日々のレッスンで十分達成感を味わえます。
バレエの基本コンセプトと大人に嬉しいメリット
バレエの最大の特徴は、正しい姿勢と美しい動きを追求するところにあります。バーにつかまって行う基礎練習(バーレッスン)では背筋を伸ばし、お腹とお尻を引き締め、体幹を意識して立つことを徹底します。この姿勢を意識する習慣は日常生活にも良い影響を及ぼします。続けるうちに自然と姿勢が改善され、立ち居振る舞いもエレガントに変化していきます。実際に「バレエを続けたら日常の動きやすさが増し、自信が持てるようになった」という声もあります。
さらに、バレエレッスンを通じて筋力アップや柔軟性向上の効果も得られます。全身の筋肉をバランスよく使うバレエはインナーマッスルや脚・背中の筋肉が鍛えられ、続けるうちに引き締まった体型になっていきます。「40~50代からでもレッスンについていけるかな?」と心配な方でも、初心者クラスで無理なく体を動かすことで体力も徐々についてくるでしょう。
メンタル面のメリットも見逃せません。バーにつかまってじっくり自分の身体と向き合うレッスンは集中力が高まり、日常の雑念を忘れさせてくれます。美しいクラシック音楽に合わせて体を動かす時間は心のリフレッシュ効果が抜群で、「レッスン後はストレス解消できて仕事や家事がはかどる!」という人もいます。実際、オンラインバレエ講座受講者へのアンケートでも「バレエを始めて一番良かったこと」は「リフレッシュできること」だと報告されています。バレエは芸術でもあるので、自分の感情を音楽に乗せて表現できる喜びも味わえます。日常のモヤモヤを踊りで発散し、終わった後は心までスッキリ穏やかになるでしょう。
大人リーナ「忙しい毎日だけど、バレエの時間は自分に集中できてリフレッシュできそうですね!💖」
講師「ええ。まさに“バレエ大好き”な気持ちを思い出させてくれる豊かな時間になりますよ。続けるうちに心の余裕も生まれて、前向きになれる方が多いです。」
また、大人になってからバレエを始める方の多くは「子どもの頃からバレエに憧れていた」「あの有名な演目を自分で踊ってみたい」という夢を持っています。実際、ある調査では**大人初学者の約6割が「幼少期からバレエへの憧れがあった」**と回答しています。バレエを習うことで子どもの頃からの夢を自分自身で叶えられるのは、何ものにも代えがたい達成感ですよね。「発表会で憧れの白鳥の衣装を着て踊れた!」なんて体験をした大人リーナもたくさんいます。
そしてバレエを通じて広がる人とのつながりも魅力の一つです。大人クラスでは年代や職業を超えて「バレエが好き」という共通点で繋がる仲間ができます。レッスン前後に情報交換したり、お互い励まし合ったり、ときには発表会に一緒に出演して友情が深まることも。大人になってから新しい友達ができるのは素敵なことですよね。
スタッフ「うちの教室でも、生徒さん同士で発表会後にお食事会をしたりと仲良くなってますよ~😊」
大人リーナ「大人になってから趣味の友達ができるなんて嬉しい!ますます挑戦してみたくなりました。」
このように、大人バレエには身体面・精神面の豊かなメリットがたくさんあります。「でも具体的に始めるには何を準備すればいいの?」という疑問もありますよね。次はバレエを始めるにあたって必要なウェアや用品の選び方を見ていきましょう。
バレエウェアの選び方とおすすめ商品
初心者がバレエを始めるときにまず用意したい基本アイテムはレオタード・タイツ・バレエシューズの3つです。とはいえ最初から全部揃えるのが不安な場合、動きやすい服装でレッスンを体験してみてから徐々に買い足してもOKです。ここではウェア選びのポイントと、おすすめの初心者向けアイテムをご紹介します。
大人リーナ「やっぱりレオタードを着ないとダメでしょうか?恥ずかしいんですが…」
スタッフ「教室の方針によりますが、基本的には動きやすければOKというスタジオも多いですよ。最初はTシャツにスパッツでも、靴下よりはバレエシューズを用意したほうがいいですね。」
講師「ただ、できれば体のラインが見える服装が望ましいです。先生がチェックしやすくなりますし、上達も早くなりますから。」
【レッスン着の基本】初めてのレッスンでは、写真のようにTシャツやショートパンツ姿でも構いません。実際、大人クラスではカジュアルな格好の方も多いです。ただし将来的には、身体にフィットしたレオタードとタイツを着用するのがおすすめです。濃い色で袖つきのレオタードなら露出も控えめで一枚で着やすいです。袖があるタイプは二の腕をサポートしてくれて、濃色なら下着が透ける心配もありません。胸元にギャザーなどデザインポイントがあるとバストラインも目立ちにくいですよ。どうしても不安な場合は、**バレエ用アンダーウェア(ボディファンデーション)**を中に着れば安心です。
【レオタード選びのポイント】初心者にはシンプルなデザインのものが扱いやすいです。色は黒やネイビー、ダークパープルなど大人に人気のカラーが落ち着いて見えるのでおすすめ。形は肩ひもタイプ(キャミソール)や半袖タイプなど好みでOKですが、キャミソール型は腕が動かしやすく体のラインも見やすいので人気です。もし「レオタード1枚はちょっと…😣」と抵抗がある方は、上から巻きスカート(ウエストで結ぶ薄いスカート)やニットショートパンツを重ねても大丈夫。ショートパンツを履く場合も、あまりダボっとしすぎないものを選びましょう(動きを妨げない程度のフィット感が大事)。スカートも長すぎると足に絡まるので、膝上丈の短めがベターです。レッスン中は写真のように体のラインがしっかり見える服装が理想ですが、慣れるまでは薄手の上着を羽織ってもOKです。 大人のバレエクラスの一例。体の線が見えやすいレオタードやフィットしたトップスでレッスンをしている(写真右)。初心者はTシャツにスパッツなど動きやすい服装でも参加できるが、上達のためには徐々に専用ウェアに移行するのがおすすめ。
スタッフ「当店おすすめの初心者向けレオタードは、動きやすいシンプルデザインですね。例えばSansha(サンシャ)のキャミソールレオタードは生地もしっかりしていて¥3,000台からありますよ。」
講師「国内ブランドならチャコットやシルビアも定番ですね。国産は少しお値段上がりますが(¥6,000前後~)、縫製が丁寧で長持ちします。」
大人リーナ「意外とリーズナブルなものもあるんですね!もっと高いのかと思ってました。」
【タイツ選びのポイント】バレエタイツは薄いピンク色が一般的です(肌の色に近いライトピンクやヨーロッパ製のバレエピンクなど)。初心者さんには足先まで覆うフータータイプ(足先あり)が扱いやすいでしょう。爪先部分に穴の開いたコンバーチブルタイプはトウシューズを履くときに足のケアをしやすい利点がありますが、初心者のうちはフーターで問題ありません。サイズは身長に合わせて選びます。伸縮性があるので多少前後しても履けますが、あまり小さいと股上が苦しく、大きすぎるとシワが寄ってしまいます。国内メーカーならM~Lサイズが幅広い方に対応します。タイツは消耗品なので、¥1,000~2,000程度のもので構いません。なお、暑い季節やどうしてもタイツが苦手な場合は、代わりにヨガ用レギンスで代用してもOKです。その際は靴下ではなくバレエシューズを直接履き、足裏でしっかり床を感じるようにしましょう。
【バレエシューズ選びのポイント】バレエシューズ(バレエシューズとも呼ばれます)は、トウシューズ(つま先で立つ硬いポアント靴)とは異なり、初心者はこのやわらかい布や革のシューズからスタートします。普段履いている「バレエシューズ風」のペタンコ靴とは全く別物で、底が薄く足にフィットするダンス専用シューズです。最初は憧れのトウシューズは履けませんが、ご安心を。基礎を積めば先生がOKを出してくれるタイミングが来ますので、それまではこの柔らかいシューズで足慣らししましょう。
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サイズ: 普段の靴より0.5~1.0cm大きめを目安に選びます。履いてみて全ての指がまっすぐ伸ばせて軽く動かせる余裕があり、ゴムひもをきつく締めなくてもフィットする幅が理想です。きつすぎると痛いですし、大きすぎると床をしっかり捉えられず上達の妨げになります。
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ピンクの布製バレエシューズ(フルソール)の例。足にフィットし、指先に少し余裕があるサイズが良い
。初心者には写真のような甲全体が革で繋がったフルソールタイプがおすすめ。
ソール(靴底): シューズ底がつま先からかかとまで一枚革になっているフルソールと、土踏まず部分がなく前後二枚に分かれたスプリットソールがあります
。初心者にはフルソールが安定感がありおすすめです。フルソールは足裏全体で床を捉える感覚を養え、土踏まずの筋力アップにもつながります。ただし最近は初心者でもスプリットソールを履く方も多いです。スプリットは足の甲を綺麗に見せやすく、 pointe(ポワント、足先を伸ばす動き)がしやすい利点があります。先生やお店と相談してお好みで選んで大丈夫ですよ。
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素材: 大きく分けて布製(キャンバス)と革製があります。布製は柔らかく足馴染みが良い反面、擦り減りやすいですが洗濯可能です。革製は耐久性が高く長持ちしますが、布に比べると足に馴染むまで少し時間がかかります。初心者の方には履き心地がソフトな布製が人気です。色はピンクが定番ですが、黒や白を指定する教室もあるので、教室のルールに従いましょう。
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お値段: 布製シューズなら**¥2,000~3,000**程度、革製でも¥4,000前後で購入できます。長く続けるならお気に入りの一足を見つけておくと良いですね。試着できる場合はぜひ両足で立ってみて、痛い箇所がないか確認しましょう。
スタッフ「例えばチャコットのキャンバスシューズは¥3,000前後で、サイズ展開も豊富なので初心者さんによく売れていますよ。」
大人リーナ「シューズって意外とお手頃なんですね!これならすぐ用意できそう。」
講師「はい、バレエは道具もシンプルですし、始めるハードルは意外と低いんです。」
最後に、その他あると便利な持ち物としてはレッスン用の大きめのバッグ、汗拭きタオル、飲み物(水分補給)、ヘアゴムやピン(髪が長い場合まとめる用)などがあります。髪はお団子にできなくても、ポニーテールやヘアバンドでスッキリさせればOKです。
🎀 初心者におすすめのバレエ用品まとめ
- レオタード: 初心者にはシンプルで濃色・袖付きのものがおすすめ。【Sansha】のキャミソールレオタード(税込¥3,500前後)などは安価で人気。国産なら【Chacott】のベーシックレオタード(半袖タイプ税込¥6,000台~)も安心品質。
- タイツ: ピンクのフータータイツ(税込¥1,500前後)。消耗品なので2~3枚用意しておくと◎。【Chacott】や【Silvia】のタイツは肌触りが良く丈夫。
- バレエシューズ: 布製フルソールのバレエシューズ。【Chacott】や【シルビア】のキャンバスシューズ(税込¥2,500~3,000程度)は初心者定番。サイズは0.5~1cm大きめでつま先に余裕を。
各商品はバレエ用品店「グラン・パドドゥ」や公式オンラインショップ等で購入できます。以下の商品リンクから詳細をチェックできます。
- 👉 Sansha 初心者用レオタード(ブラック) – ¥3,300(サイズS~L)
- 👉 Chacott コンバーチブルタイツ(ピンク) – ¥1,320(M~Lサイズ)
- 👉 シルビア キャンバスシューズ(ピンク) – ¥2,640】(22.5cm~25.0cm)
スタッフ「まずは形から入ってモチベーションを上げるのも大事ですから、お気に入りのウェアを揃えてみてくださいね♪」
大人リーナ「はい!素敵なレオタードとシューズを手に入れて、レッスン頑張ります!」
さあ、一歩踏み出してみましょう!
不安や疑問は解消されましたか?大人からバレエを始める方は増えており、皆さん最初は同じスタートラインです。必要な準備が整ったら、あとは思い切ってスタジオの扉を開けてみましょう。きっとレッスンが始まれば、美しい音楽に合わせて体を動かす楽しさに夢中になれるはずです。「始めたい」という気持ちが芽生えた今がチャンス。ぜひあなたも大人リーナの仲間入りをして、憧れのバレエライフの第一歩を踏み出してみませんか?
講師「大人になってから始めたとは思えないほど上達する方もいますし、何よりバレエを楽しんで生き生きとされる方ばかりです。」
スタッフ「最初の一歩を踏み出せば、きっと世界が変わりますよ!私たちも全力でサポートします✨」
大人リーナ「はい!ドキドキしますが…ずっと憧れていたバレエ、思い切って始めてみます!バレエ大好きな自分になれるように頑張りますね!」
大人になった今だからこそ味わえるバレエの喜びを、ぜひ存分に満喫してください。その一歩を踏み出した先に、きっと新しい自分との出会いや素敵な仲間との時間が待っています。私たちも応援しています。一緒に楽しくレッスンして、心も体も輝く大人バレエライフを始めましょう!🩰🌟
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